幼い頃から絵を描き始めたアレルッツォは美術高校を卒業後、1958年にメッシーナの画廊イル・フォンダコ(Galleria Il Fondaco)で最初の個展を開催しました。それ以降、彼は数え切れないほどの作品を発表してきました。主な個展として、Galleria del Vantaggio(ローマ、1964年)、Galleria Indipendenza(ボローニャ、1966年)、Galleria Nuovo Vertice(ローマ、1972年と1981年)、Galleria San Michele(ブレシア、1973年と1976年)、Galleria Cefaly(カターニア、1986年、1991年と2002年)、Galleria Fidia(ローマ、1987年と2004年)など、そのほか数多くのグループ展開催、イタリア国内および海外での絵画賞などを受賞しています。
1957年から1980年まで、ヴィラ・サン・ジョヴァンニ絵画賞の企画者兼事務局長を務め、20世紀後半のイタリアを代表する芸術家や美術評論家が参加する様々な展覧会を開催しました。
サンティ・アレルッツォはその活動の中で、一見孤立した立場を取っていましたが、実際は同世代の作家達と密な交流を通して、当時の芸術的動向を常に把握していました。
2016年、没後10年を機に、ピストイアの現代美術画廊、スパツィオAで回顧展が開催され、その機会に展覧会のキュレーターであるダヴィデ・フェッリによるエッセイが掲載されたカタログが出版されました。
最近では、2020年に日本で初の個展「Santi Alleruzzo – Mediterranean light」(東京・Side 2 gallery)が開催され、そこで一連の作品が展示されました。
アレルッツォの作品は、多くの公的機関や個人コレクションに収められています。
日本語/En/Ita
2020
ita / eng
2016
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2007
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2007
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2000
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1996